両リーグの防御率は前年を大きく上回る結果に
2018年のNPBは、投打のパワーバランスが大きく変動した年となった。
ここまでは前年よりも大きく「打高投低」に振れている。これによって、投手は受難の時期を迎えているともいえる。
過去10年のセ・パ両リーグのリーグ打率、本塁打数、防御率の推移を見ていこう。(2018年は9月19日まで)
2009年 セ)率.256 本769 防3.55 パ)率.267 本765 防4.03
2010年 セ)率.267 本863 防4.13 パ)率.270 本742 防3.94
2011年 セ)率.242 本485 防3.06 パ)率.251 本454 防2.95
2012年 セ)率.244 本454 防2.86 パ)率.252 本427 防3.03
2013年 セ)率.254 本714 防3.72 パ)率.262 本597 防3.57
2014年 セ)率.264 本738 防3.89 パ)率.257 本623 防3.60
2015年 セ)率.249 本571 防3.24 パ)率.256 本647 防3.59
2016年 セ)率.253 本713 防3.69 パ)率.259 本628 防3.65
2017年 セ)率.251 本718 防3.67 パ)率.250 本782 防3.66
2018年 セ)率.261 本766 防4.19 パ)率.255 本772 防3.94
2009年、NPBの加藤良三コミッショナー(当時)は、WBCなど国際大会へ向けて、NPBの公式球をMLBの公式球と同レベルの反発係数のボールに統一すべきという見解を発表。
2010年には、翌2011年から「統一球」が導入されることが決まった。
統一球元年の2011年、NPBの野球は「投高打低」へと激変した。両リーグともに本塁打数は40%前後減少し、防御率は1ポイント以上上昇した。
そんな中で西武の中村剛也は48本塁打で本塁打王となったが、これはロッテのチーム本塁打数46本よりも多く、リーグ総本塁打数の1割を超えていた。
この傾向は2012年も続いたが、2013年に入って、ボールが“突如”飛ぶようになり、両リーグともに「打高投低」に大きく振り戻した。
西武・山川はシーズン50本塁打も射程圏内
これは、NPBが前年オフに公式球の仕様を変更していたのが原因だったが、NPB側はこの事実を公表せず、加藤コミッショナーも事実を把握していなかったと発表したため問題となった。
また、2011、12年の使用球は、規定の反発係数に達していなかったことも明らかになった。この年、ヤクルトのバレンティンはシーズン60本塁打を打ち、NPB記録を更新している。
2013年以降、投打のバランスは小幅に上下しながら推移していたが、今年になってさらに「打高投低」が進んだ。
防御率は両リーグともに4点前後となり、統一球導入前の2010年の水準に戻った。
まだ各チームは1割前後の試合数を残しているが、両リーグともに本塁打数800本超えが確実になっている。
そんな中で、西武の山川穂高は平成以降では日本人選手としては2人目となる「シーズン50本塁打」に迫ろうとしている。
対照的に投手の失点は増えている。
昨年の防御率1位は、両リーグともに1点台(セ・巨人・菅野智之1.59、パ・西武・菊池雄星1.97)だったが、今季の防御率はセの菅野が2.48、パの楽天、岸孝之が2.63が1位だ。
投打のバランスが「打高」に振れた原因は明らかになっていない。単純に打者のレベルが上がっていると捉えても不思議ではない。
「打高投低」の傾向は、来年以降も継続するのか、一時的な現象なのか、今後の経緯を見守りたい。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180920-00207888-fullcount-base
9/20(木) 11:35配信
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/stats/pitcher?series=1
セリーグ投手成績
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/stats/batter?series=1
セリーグ打撃成績
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/stats/pitcher?series=2
パリーグ投手成績
https://baseball.yahoo.co.jp/npb/stats/batter?series=2
パリーグ打撃成績
>>1
飛ぶボール使用するかどうかだけだろ
NPBが打者のスター作りたかったら飛ぶボール
投手のスター作りたかったら飛ばないボール使用
ただの興行なんだから当たり前の話
誰も真剣勝負だなんて思って見てないわw
>>39
高校野球の本塁打量産ぶりをみてたら、
当面打者のスター作りが優先になるだろうな
>>1
今年のボールが飛びすぎるのは事実だが投手も
全体的に不調なんだよな
猛暑の影響も大きいだろ
これで貧打にあえぐ球団があるらしい
>>4
ホームラン打てるようになる指導じゃなくて、セカンドゴロを打てるように指導してるからね
去年の試合で使われた球と今年の試合で使われた球を両方持ってるけど
全然弾み方が違うからな
>>7
どうやって手に入れたんだよお前は
>>96
ファールボールや投げ入れたボールとればいいだけ
ほんと野球観なくなったわ
別に嫌いになった訳じゃないのに
>>14
クライマックスシリーズとかあるとシーズンの試合自体興ざめするよね
>>14
地上波でやらなくなった上に時間に縛られるからな
ネットで結果もわかるから興味も薄れた
>>14
昔はまぁまぁ見てたけど震災で呆れてCSで完全に飽きたな
今じゃ顔と名前が一致する選手なんか昔からいる数人だけだわ
>>37
3位で借金フィニッシュでも日本一の可能性ありとか変だしな
おかわり謎の復活
>>16
バットを軽くした
セもパも規定投球回到達者が10人いないんだよな
規定投球回到達したら即防御率ランキングベスト10入り確実という惨状
>>17
これ
>>17
まるで2000年のパ・リーグ
防御率5.01の山村宏樹が10位にランクインだもんw
ゾーンの狭さもあるが
なんといっても
「清宮ボール」を消化してる最中だからな
>>21
ゾーンが狭すぎる球審は指導して従わないなら
解雇すべきだと思うわ
単純にリーグを代表するような投手はほぼメジャーにいくけど野手はメジャーにいかなくなったからじゃないの?
予告先発でああ、明日は無理ゲーってなるのがなくなったもんな
>>24
これはあると思う
見てて楽しいからいいわ
というかこんくらいが適正
>>34
ナゴヤドームも飛ぶボール使えばいいのにな
逆よりよっぽどいい
飛ばないボールの時の試合のつまんなさは異常だった
>>41
当時最弱だった横浜の試合は点が入るから(相手の得点)
そこそこ見れた
最近は見てないからわからんが、試合時間も4時間当たり前に戻ったんだろうか?
>>55
2018年平均試合時間【9回試合のみ】
※( )内は全試合の平均時間
3:14 ( 3:19 )
http://npb.jp/statistics/2018/time.html
統一球の頃よりは5,6分位は長くなってるね
>>57
ソースはないが今年はリクエスト制度で去年より試合時間が増加傾向ってどっかで聞いたわ
打撃が凄いのかピッチャーがショボいのか
週一ローテーションのせいなのか
規定投球回数到達者少なすぎ
>>61
35歳になる岸が防御率1位じゃ結構厳しいよね
それなのにさらに甲子園にラッキーゾーンを再開したがってるんだろ?
日本の野球ってほんとクソだな
>>66
球場の大きさが違う方が問題だろ
屋根付いてる付いてないも問題だし
>>74
それは問題ないな
全部同じなほうがつまらん
ラッキーゾーンに関しては一度終わらせたものだからな
打者は世代交代が順調だけど投手は停滞してるかもね
>>68
エースクラスはいいけど裏ローテになると差が激しいイメージはあるな今年は特に
メジャーも飛ぶボールに変えて暴露されたな
投手は怒らんのかね、これ
>>82
ダルビッシュは文句言ってたなw
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