背中の軽い捻挫によるけいれんで17日の西武戦(メットライフ)を先発回避した中日・松坂大輔(37)に対し、球団が20日、“投球禁止令”を発令した。

 ナゴヤドームの全体練習に参加した右腕は、ウォーキングで体をほぐした後に「もう大丈夫です。ちょっと動かそうかな」とキャッチボールを再開しようとしたが、勝崎耕世コンディショニングコーチ(52)に「お願いだから我慢して」とストップをかけられた。

 トレーナー陣によると、発症当日は「石のように硬かった」という患部の筋肉も幾分改善しており、松坂自身も「(硬さが)取れてますね」と順調な回復ぶりを実感したという。しかし同コーチは「あまり(性急に)ピュッって投げて、『アッ』て(痛みがぶり返す事態に)なれば繰り返し。本人は“投げたがり”。こっちが止めないと」。再発防止を最優先に、強く手綱を引いた。

 キャッチボールの再開について、同コーチは「あした見てプランします」と、早ければ21日にもGOサインを出す見通し。松坂も「一日、一日、様子を見ながらやっていければ。あした体を動かして大丈夫そうなら投げる(キャッチボールする)でしょう。できるだけ早く(試合で)投げたいですが、見切り発車にならないようにしたい」と、29日からの巨人3連戦(ナゴヤドーム)でのマウンド復帰を目指して、慎重な調整を続けていく考えを示した。