今さら説明する必要はないと思うが、新人王をはじめMVP、サイヤング賞の各賞は、全米野球記者協会(BBWAAに所属する記者の投票によって決定される。
例えばア・リーグの新人王の場合、ア・リーグ15チームを担当している記者からそれぞれ各チーム2人ずつが選ばれ、計30人の記者が投票を行う。
各記者は1位から3位までの選手を選び、投票された選手はそれぞれ順位に合わせて5ポイント、3ポイント、1ポイントが与えられ、総合ポイントで争われる。
受賞選手が発表されるのと同時に、投票結果もBBWAA公式サイトで公開される。それによれば、今回の大谷選手は30人の記者のうち25人の1位票、4人の2位票を獲得しており、2位に入ったミギュエル・アンドゥハー選手(1位票5人、2位票20人、3位票4人)に48ポイントの大差をつけて堂々の選出だった。
ちなみにスプリングトレーニング中に大谷選手の実力について「打撃はまだマイナー選手レベル」だと懐疑的な見方を示し物議を醸し出した後、シーズン開幕後にセンセーショナルなデビューを飾った大谷選手に対し記事上で公開謝罪していた『Yahoo!スポーツ』のジェフ・パッサン記者も新人王の投票権を得て、大谷選手に1位票を投じている。
さて改めて投票結果に目を転じると、前述通り計29人の記者が順位に関係なく大谷選手に投票している一方で、たった1人だけ大谷選手に投票していない記者が存在しているのだ。
その人物とは、普段レイズを取材している『レイクランド・レジャー(Lakeland Ledger)』紙のディック・スキャンロン記者だ。彼が選んだ選手は、1位アンドゥハー選手、2位ジョーイ・ウェンドル選手、3位ライアン・ヤーブロー投手──の3人。
2位以下の2選手はいずれもレイズの選手で、ヤーブロー投手に投票したのはスキャンロン記者1人だけだった。
スキャンロン記者は、個人的にも良く知る人物なのだ。
自分がオーランドに在住していた時期にオーランド・マジックの取材をしていた際、一緒に取材していた番記者の1人だ。
その後ロサンゼルスに居を移した後も、日本人メジャー選手の取材でレイズ戦に顔を出す度に、常に声をかけ合う間柄だった。時には彼の方から日本人選手について質問してきたこともあり、いろいろ解説させてもらったこともある。
そこでスキャンロン記者にメールを送ったところ快く協力してくれ、その投票理由を説明する長文の返信が届いた。ここですべてを紹介するのは難しいので、抜粋してお届けしたい。
「自分1人だけオオタニに投票しなかったことが、何か公正を欠き、偏りのある怠慢なものでなかったのではという疑いが生じていることを理解している。だがそうした誤解について自分ができることはないし、自分なりにしっかり投票しなければならなかったのは間違いない。
自分として投票権を得られたことを光栄に感じたし、自分なりに真摯に投票をおこなった。シーズンの最終月はできる限り客観的に選手の貢献度を検討しながら、名が時間をかけ思いを巡らした。今でも自分の投票に納得しているし、それに基づく批判も受け入れるつもりだ。
ただ正直にいってオオタニが選出されたことに驚きを感じている。というのも自分の中の評価基準において、オオタニは負傷により長期間欠場したからだ。自分としてはミギュエル・アアンドゥハーが受賞すると思っていた。だが投票者のほとんどが自分とは違う意見でオオタニに投票した。心からオオタニの受賞を称えたいと思う。
こうした個人の賞について考える上で、自分は選手たちがシーズンを通してどれだけチームの勝利に貢献したかに注目するようにしている。だからといって故障した選手や勝てないチームに所属している選手を完全に除外しているわけではない。ただ選手を比較する上で検討用として考慮には加えている。
オオタニが今後も二刀流を続けていき、2018年のすべての新人選手の中で最も輝かしいキャリアを積んでいったとしても何の驚きもないし、それだけ素晴らしい選手だと感じている。だが今回は彼の才能や将来性について投票しているのではなく、新人としてプレーした今シーズンの成績のみで評価されるものだ。
多少説明を付け加えるならば、自分はオオタニを投票対象から外そうと考えたことは決してなく、ただ投票できる選手が3人しかいなかったということなのだ」
https://news.yahoo.co.jp/byline/kikuchiyoshitaka/20181113-00104014/
>>2以降に続く
(出典 www.nikkansports.com)
カテゴリ:野球 > メジャーリーグ
栗山監督が大谷翔平に愛の溢れるメッセージに感動!!
※2018年11月13日(火)21:54~23:15にテレビ朝日系で放送の「報道ステーション」より
“圧勝”の新人王のワケは…
(省略)
■賛辞の嵐も“二刀流 育ての親”は…
日本ハム・栗山英樹監督「(大谷翔平のAL新人王獲得は)普通です。当たり前ですね。新人じゃないんだから。
ただ、一つだけ嬉しかったのは、アメリカの皆さんが彼の野球のやり方を本当に称賛し、認めてくれたこと。
これは本当に大きかったし、それに関しては凄く嬉しい」(沖縄・国頭村 午前11時)
キャプチャー画像
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<テレビ番組の放送内容抜粋サイト>
報道ステーション|2018/11/13(火)21:54放送|テレビ朝日|TVでた蔵
https://datazoo.jp/tv/%E5%A0%B1%E9%81%93%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/1213142
■大谷選手 新人王「すごくうれしい」
30人の記者の投票で決まる”新人王”で25人が1位に指名し、日本が誇る”二刀流”大谷翔平選手が新人王に選ばれた。
松井秀喜氏は「あれだけ投げて打ってという存在は今はいない」とコメントした。
■有力選手を抑え…評価のワケは
大谷翔平選手が日本人として4人目の新人王に輝いた。大谷選手は開幕直後から3試合連続ホームランを決め、約163kmを決めて今季の先発投手で最速となった。
新人王の候補には大谷選手の他にヤンキースの2選手が残っていたが、メジャーリーグで10試合登板とホームラン20本を達成したのはベーブ・ルース以来とのことであると記者は述べた。
MLB新人王は全米野球記者協会の会員からランダムに選出された30人の投票で決定され、30人中25人が大谷選手に投票していた。
投手として50奪三振を決め、2桁ホームランを放ったのはメジャー史上初であり、20本塁打、10盗塁、10試合先発も大谷選手1人であるという。
大谷選手はメジャーでベーブ・ルース以来となる本格的”二刀流”であり、松井秀喜氏も打って投げてができる存在はいないことから、大谷選手が新人王をとるのではないかと予想していた。
日本人初の新人王を獲得したのは1995年、トルネード旋風を巻き起こした野茂英雄投手であり、2000年には佐々木主浩投手が獲得した。2001年にはイチロー選手は新人王だけでなくMVPも獲得した。
大谷選手は日本人として17年ぶり4人目となり、エドガー・マルティネスコーチも大谷選手はイチロー選手や佐々木主浩投手よりもパワーがあるとした。
また、ナショナル・リーグ新人王のアクーニャJr.選手も大谷選手の活躍に驚きを隠せなかった。
しかし、育てた栗山英樹監督は新人王獲得は当たり前だとした。
■賛辞の嵐も“育ての親”は…/大谷選手 新人王「すごくうれしい」
(※スタジオトーク:富川悠太、徳永有美、竹内由恵)
大谷翔平選手の新人王獲得を当たり前だとした栗山英樹監督は、愛情の裏返しのような反応であるのではないかとした。
また、大谷選手の適応力がすごいとし、心配される肘のリハビリも順調であるという。
<関連スレ>
【野球】<新人王・大谷翔平>4勝、22本塁打。どちらも飛び抜けた数字ではない。だからこそ「二刀流」が評価!
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1542067317/
【野球】大谷の新人王 NYメディアは悔しさにじます 大リーグコーチ・監督の投票ではアンドゥハーが大谷を引き離していたが…
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1542094135/
【野球】<騒然>落合博満氏 メジャー新人王・大谷にまさかのダメ出し!「時間の使い方がヘタ」
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1542105807/
【MLB】大谷翔平、新人王!イチロー以来の日本人17年ぶり4人目…投打二刀流は史上初★4
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1542108045/
<関連情報>
MLB - 個人成績 - スポーツナビ
https://baseball.yahoo.co.jp/mlb/stats/
落合博満氏の発言を大谷翔平はどう捉えたか…
野球解説者の落合博満氏(64)がこのほど、毎日放送(MBS)のスポーツ番組「戦え!スポーツ内閣」(14日午後11時56分=関西ローカル)の収録に参加し、米大リーグのア・リーグ新人王に輝いたエンゼルス・大谷翔平投手(24)にダメ出しした。
ベーブ・ルース以来の投打の二刀流として話題になった大谷は12日(日本時間13日)、ア・リーグ新人王に選出された。右ひじのケガで投手としては4勝にとどまったものの、打者として打率2割8分5厘、22本塁打、61打点の活躍を見せたことが評価された。日本人選手では、1995年の野茂英雄(ドジャース)、2000年の佐々木主浩(マリナーズ)、01年のイチロー(マリナーズ)に続く4人目の快挙だ。
そんな大谷について、同番組に“野球総理大臣”として、たびたび出演している落合氏は「もうちょっとバッティングを覚えてくれたら(本塁打)40本くらいまで打つんじゃない?」と、打撃面でさらなる技術向上の余地があることをにおわせた。
番組MCの武井壮(45)から「ひと言だけでも…」と詳しい説明を求められると「皆さんに絶対理解できない言い方をすれば」と前置きしつつ、「(大谷は)時間の使い方がヘタ」と一刀両断。
スタジオがざわつく中、ゲスト出演した前巨人二軍監督の川相昌弘氏(54)は「“間の取り方”についてですかね?」と推測。的を射た発言だったようだが、落合氏は「「(話しだすと)終わんなくなっちゃう。4~5日はここでしゃべらないといけない」と語った。
2018年11月13日 19時0分
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15590326/
写真
(出典 image.news.livedoor.com)
大谷翔平が投打二刀流では史上初の快挙達成!!
エンゼルスの大谷翔平選手(24)が12日(日本時間13日)、米国で最も権威のある全米野球記者協会による新人王に選出された。投打二刀流の選手では史上初の受賞。日本人選手では95年野茂英雄投手(ドジャース)、00年佐々木主浩投手(マリナーズ)、01年イチロー外野手(マリナーズ)に次いで、17年ぶり4人目の快挙となった。
メジャーでも前代未聞だ。打者として22本塁打、投手として10試合に登板して4勝(2敗)をマークした大谷が、1947年に始まった米国で最も権威がある全米野球記者協会選出の新人王に輝いた。
大谷はベースボール・アメリカ紙、ベースボール・ダイジェスト誌、USAトゥデー紙でも新人王に選ばれたが、スポーティングニューズ紙だけは27本塁打、92打点をマークしたヤンキースでのM・アンドゥハー内野手(23)を選出していた。
各フランチャイズ2人ずつ計30人の記者投票中、1位票を25票獲得。5票しかなかったアンドゥハーを圧倒。合計ポイントでも137票を獲得。アンドゥハーの89ポイントを大きく引き離し、日本人4人目の快挙を成し遂げた。
マイナー契約の招待選手として参加したオープン戦は、2試合に登板も2回2/3で9失点。打っても32打数4安打で長打は0、打点もわずか1と振るわなかった。それでも、エンゼルスは素質を高く評価。3月28日にメジャー契約を結んだ。
ステップせず、すり足にしたフォームで迎えた開幕のアスレチックス戦。初打席初安打を右前に運んだ。初登板となった4月1日の同じカードでは6回を3安打3失点にまとめ、初勝利をマークした。
本拠開幕戦の4月3日インディアンス戦からは驚異の3試合連続ホームラン。8日のアスレチックス戦では7回を投げ、1安打12奪三振で2勝目を挙げて一気に全米の注目を集めた。
4月2日から8日までの週間MVPを受賞すると、4月の月間最優秀新人にも選出された。しかし、6月6日ロイヤルズ戦で右肘を痛め、8日から故障者リスト入り。PRP注射の治療を受けて登板を回避していたが、7月3日以降はDHや代打として復帰した。9月には再び3試合連続本塁打を放つなど、2度目の月間最優秀新人に選出。03年の松井秀喜外野手(ヤンキース)が記録した16本の日本人選手1年目の本塁打数を22本まで大きく塗り替えたのが、新人王受賞の決め手になった。
3か月ぶりの復帰登板で再び肘を痛め、最終的にトミー・ジョン手術を決断。シーズン終了直後に手術を受けたが、二刀流としての活躍でメジャーの歴史に大きな1ページを飾ったことは間違いない。
◆大谷 翔平(おおたに・しょうへい)1994年7月5日、岩手・水沢市(現奥州市)生まれ。花巻東高出身。メジャー希望も2012年ドラフト1位で指名された日本ハムに入団。14年、プロ野球史上初の同一シーズンでの2ケタ本塁打と2ケタ勝利を達成。16年にも10勝、22本塁打をマークしてパ・リーグ優勝と日本一に貢献。リーグMVP、史上初めてベストナインの投手とDHの両部門を同時受賞。同年CSのソフトバンク戦でプロ野球最速の165キロをマーク。昨年12月、ポスティングシステムでエンゼルス入り。193センチ、91キロ。右投左打。
11/13(火) 9:10
スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181113-00000059-sph-base
関連スレ
【速報】大谷翔平、新人王 日本人17年ぶり4人目の快挙
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1542066553/
★1が立った時間 2018/11/13(火) 08:49:13.68
前スレ
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1542069433/
(出典 www.nikkansports.com)
エンゼルス・大谷の年俸予想!!
【カールスバット(米カリフォルニア州)=一村順子】開催されているGM会議の席上で、エンゼルスのB・エプラーGM(43)が7日(日本時間8日)、二刀流で大活躍した大谷翔平投手(24)の来季年俸について初めて言及。通常の2年目選手の微増か、マルチ契約かが注目される。またポスティングシステムでメジャー移籍を目指す西武・菊池雄星投手(27)の代理人、S・ボラス氏(66)が「(彼は)メジャーで成功しMVP候補の才能と認知されている」と猛烈アピールした。
DHで22本塁打、投手で4勝を挙げ、一大旋風を巻き起こした大谷が新人王に輝くかが注目されているが、もう一つ、来季年俸がどうなるかも話題になっている。GM会議に出席しているエプラー氏は「今は新しい戦力を整える時期で、(年俸交渉は)まだまだ先の話。慣例通り1月か、それ以降になると思う」と語った。
通常メジャーでは年俸調停の資格を得る3年目のオフまで、大幅な年俸増はない。今やスーパースターとなったチームメートのM・トラウトも新人王になった2012年は49万2500ドルでプレーしたものの翌年は微増の51万ドル。大谷も今季がメジャー最低年俸の54万5000ドル(約6200万円)から微増となる可能性が高いとみられている。
過去には、15年に新人王、翌年にMVPとなったC・ブライアント内野手(カ*)が、17年に年俸調停資格を得ていない選手としては史上最高額を5万ドル上回る105万ドル(約1億2000万円)を手にし、今年1月には、初めて年俸調停資格を得た選手としては史上最高額となる年俸1085万ドル(約12億円)の単年契約を結んだ。また、E・ロンゴリア内野手(現ジャイアンツ)はレイズで08年にデビューし6日後に13年まで6年総額1750万ドル(約18億円)を結んだ例もある。
トラウトが新人王になったのは21歳。しかし、大谷は24歳なだけに、倍額近くにアップする可能性もある。
◆平均年俸4億6700万円 今季開幕時のメジャーの平均年俸は441万ドル(約4億6700万円)で4年ぶりのダウン。最低保証年俸は54万5000ドル、この保証額は来季は55万5000ドル(約6300万円)となる。
11/9(金) 6:04配信 スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181108-00000272-sph-base
(出典 www.jsports.co.jp)