【赤坂英一 赤ペン】
巨人を取材して30年間、様々なタイプの外国人を見てきたが、今年のゲレーロほど“持て余されている”感の強い大物もいない。
“4番失格”の烙印を押されて以降、たらい回しにされた打順は3、7、6、5、1番。
あとはつなぎ役かバッテリーの2、8、9番にでも入れるしかなくなる。
これがマギーだったら「もっと打てるように頑張る」と殊勝にコメントするところだが、あえて明るく装うのがゲレーロらしさ。
先日も「1番は野球人生で初めて。周りにはどう見えるのかな」と話し「ヤバイ!」と日本語を使っておどけてみせた。これがゲレーロの性格なのである。
決して不真面目な人間ではない。二軍落ちしていた7月は川相二軍監督の指示にきちんと従っていた。
「若手と同じようなランニングは免除するから、連係プレーの練習などではちゃんと走者を務めるように」と言われ、決して速くない足で一生懸命一塁から二塁へ全力疾走。
練習を終えると、必ず川相監督の元に足を運び、笑顔であいさつをしてから帰っていたものだ。
「ゲレーロって、人間はいいんです。野球に取り組む姿勢も真面目。外国人は二軍に落とされるとふてくされちゃって、
練習態度もいいかげん、あいさつもしないのがいますけど、ゲレーロはそんなことはありませんでしたね」とは川相監督の証言。
ゲレーロの面倒を見ている球団関係者も言う。「キャンプ期間中は宿舎で出される食事に飽きてしまい、日本人でも外食をしたがる選手が多いんです。
でも、ゲレーロは文句一つ言わず、ホテルで出されたものを黙々と食べていました。アレをしてくれ、コレが欲しいとワガママも言わない。そういう意味では、手のかからない選手ですよ」
そんなゲレーロの調子を上げる方法はないものか。昨季までプレーしていた中日のチーム関係者に聞くと「もっとかまってやらないと」とこんな答えが返ってきた。
「ゲレーロは誰かとじゃれ合っていたいタイプなんです。ウチにいたころは、森監督自らジョークを言ったり、波留コーチが何かと声をかけてやったりしていました。
そういうコミュニケーションを通じて、自分が頼りにされていると感じると、がぜんハッスルする。
巨人に移ってからのゲレーロは、何か寂しそうですね」
一度くらい“ゲレーロを励ます会”でもやったら、大爆発するかも?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180919-00000007-tospoweb-base
9/19(水) 11:02配信
(出典 www.nikkansports.com)
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読売ジャイアンツ ゲレーロ 応援歌
タグ:ゲレーロ
ゲレーロが復調模様 中日に泣き寝入りせずに済みそうだ
◆巨人―広島(28日・東京ドーム)
2回、ゲレーロが左翼席へ特大の12号本塁打を放った。
6月15日にコンディション不良で登録抹消され、今月26日に1軍復帰となったゲレーロ。復帰戦でも、ソロ本塁打を放ち、2試合連続の本塁打となった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180828-00000192-sph-base
8/28(火) 19:13配信
(出典 amd.c.yimg.jp)
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ゲレーロ 12号 看板直撃 特大 ソロ ホームラン 2018年8月28日 巨人vs広島
https://www.nikkansports.com/baseball/professional/score/2018/cl2018082801.html
試合スコア
巨人でいじめが発覚? 誰にも話し掛けてもらえない選手が激白
二軍調整中の巨人のアレックス・ゲレーロ(31)が19日、中日戦の試合前練習に参加した。左翼の守備位置でノックを受け、フリー打撃を行った。
昨季は中日で本塁打王に輝き、今季から巨人に加入した“主砲”は、60試合出場で打率.253、10本塁打、29打点とパッとしないまま、コンディション不良のため、6月15日に二軍落ち。
ケガは回復したものの、外国人ではヤングマンや支配下登録されたメルセデス、アダメスらが台頭するなど外国人枠の関係もあり、そのまま二軍で“塩漬け”となっている。
7月14日の練習日には、二軍落ちから1カ月間、一軍首脳陣とのコミュニケーションがなかったことを理由に、
設けられた高橋由伸監督(43)との面談を拒否。さらに1カ月以上が経過した今になって、ようやくお呼びがかかった。
「だいぶ(間隔が)空いたね。調子良く振れている。二軍では今の状況を受け入れてやってきた。言われたところでやるだけ。由伸監督と話? 今日は『練習参加してもらって』ということ」(ゲレーロ)
練習中、古巣中日の森監督、リナレス巡回コーチ、ビシエドらのもとを次々と訪れ、笑顔で談笑。それを見ていた巨人の選手が「あっちでは楽しそうですね」と言うほどだった。
■二軍では話し相手がほとんどいない
巨人の練習が終了し、選手が引き揚げた後もグラウンドに残り、しばらく中日関係者と旧交を温めていた。
ゲレーロと会話を交わした中日のある選手がこう明*。
「『(同じ助っ人の)マギーが挨拶してくれない』ってグチをこぼしていましたよ。
由伸監督に何かやったんでしたっけ? 面談を拒否? だからですね。
マギーってマジメなんでしょ? ボスへの『造反行為』が許せないんじゃないですか。
ゲレーロはキューバ系だし、ウチは中南米系が多いから、残っていれば寂しい思いはしなかったはず。今さらですけど」
別の選手は「あいつ、愛に飢えているみたい。誰も話してくれない、ってウチの選手に嘆いて回ってますから」と言った。
巨人の二軍関係者によれば、2カ月以上在籍している二軍では、話し相手がほとんどいないという。
この日の試合は、巨人が4点を追う九回に一挙5点を奪い、サヨナラ勝ち。最後に決めたのは、そのマギーだった。
「息切れしてすみません。巨人2年目で自分の記憶ではサヨナラ打は初めて。
素晴らしい雰囲気、素晴らしい気持ち」と喜んだものの、21日のDeNA戦以降、ゲレーロが一軍昇格すれば、新たな火種になりそうだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180820-00000006-nkgendai-base
8/20(月) 12:00配信
(出典 amd.c.yimg.jp)
練習中、中日の森監督と談笑するゲレーロ
(出典 Youtube)
読売ジャイアンツ ゲレーロ 応援歌
巨人のゲレーロが1日で2軍落ち 計画的だったのか?
巨人は19日の中日戦(東京ドーム)で土壇場の9回に4点差をひっくり返し、6―5で逆転サヨナラ勝ち。最後はマギーの値千金打で4カードぶりの勝ち越しを決めた。ただ、この日最大の注目は約2か月ぶりに一軍練習に参加したアレックス・ゲレーロ外野手(31)だった。二軍ではアーチ量産態勢に入り、いよいよ21日のDeNA戦(横浜)からの一軍昇格かと見られたが、結論はまさかの二軍再送還。その背景では何が起きていたのか――。
試合は劇的な幕切れとなった。1―5で迎えた9回裏、先頭の阿部が死球で出塁すると代打・陽岱鋼、長野、代打・大城、田中俊の4連続適時打で一気に同点。なおも一死一、三塁のチャンスでマギーが初球を左前へ運んで勝負を決めた。
チームも球場内もお祭り騒ぎとなったが、この日の主役は試合前に現れたもう一人の助っ人だった。6月中旬に登録抹消となって以来、久々に一軍練習に参加したゲレーロだ。助っ人砲は守備とフリー打撃を行った後、敵将の森監督や古巣の中日ナインとも満面の笑みを浮かべながら旧交を温め「(練習参加で)気分がいい。おかげさまで調子よく振れている」と自身の現状を語った。
今月15日のイースタン・リーグ楽天戦(東京ドーム)では3ランとソロの2発。二軍からは「一軍に推薦できるレベルにある」との報告が届いていた。この日の登録は見送られたが、21日からのDeNA戦(横浜)でいよいよ一軍昇格か…。ところが現実は違った。
試合後には敵地でのDeNA戦に向けチームの荷出しが行われたが、背番号5の荷物はどこにも見当たらない。チーム内を探ると、ナインの一人が「ゲレーロの荷物は横浜へは運ばず『ジャイアンツ球場に送り返せ』ってことになったらしいです」と驚がくの事実を明かした。この日の試合前までにロッカールームにはゲレーロの用具が大量に運び込まれていたが、なんと再び二軍へ“即返品”されることになったのだという。
いったい、どういうことか。結論から言うと、今回は昇格ありきではなく、あくまで練習参加だったということ。由伸監督は「(ゲレーロとは)普通に話したよ」と明かしつつも、状態については「特に。普通じゃない?」とし「練習参加したということだよ」と強調。吉村打撃総合コーチも慎重に言葉を選びながら「しばらく見ていなかったので。監督もヘッドも見たかったということで。試合は別にしても、形としてはいい方向に向かっている」と一軍昇格には時期尚早との判断を示していた。
そもそも昇格を論議する以前にゲレーロ自身が引き起こした愚行の“みそぎ”が済んでいないとの声もある。7月中旬に球団幹部がセッティングした由伸監督との接見の場を拒否したうえ「(一軍首脳陣とは)ゼロ・コミュニケーション。二軍の住所を忘れちゃったんじゃない?」とまで言い放っていた。ただ、この日は間を取り持つべき球団上層部の姿は東京ドームになし。“面談拒否騒動”が完全に収束したとは言い切れない。
練習参加→一軍合流の流れから一転、ファームへ屈辱の逆戻りとなったゲレーロ。プライド高き助っ人砲のメンタルはいつまで持つか。
(出典 portal.st-img.jp)
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/1100065/
戦力外すれすれのゲレーロが1軍合流 崖っぷちからの復活なるか
<巨人6-5中日>◇19日◇東京ドーム
2軍調整中の巨人のアレックス・ゲレーロ外野手が1軍に合流した。
試合前練習に参加し、左翼でノックを受けた後、フリー打撃を実施。47スイングで柵越えは12本。左中間席最上段への当たりを放つなど、好調さをアピールした。「1軍のみんなに会えて気分がいいね。調子はいいよ。2軍では今の状況を受け入れてやってきた。言われたところでやるだけ」と心境を口にした。この日の1軍登録はなく、練習参加のみとなった。
コンディション不良のため、6月15日に登録を抹消。同月21日のイースタン・リーグのロッテ戦で実戦復帰し、2軍戦では25試合に出場。打率2割3分3厘、3本塁打、6打点を記録している。
(出典 portal.st-img.jp)
https://www.nikkansports.com/baseball/news/201808190000449.html