昨年11月に石川県立金沢西高野球部1年の男子生徒(当時15歳)が球拾い中に川に転落し死亡した事故で、父の松平忠雄さん(47)が同部の監督ら指導者3人を業務上過失致死容疑で金沢西署に告訴した。同署は受理し、同容疑で捜査している。【日向梓】
受理は先月28日。同署は、事故直後から同容疑を視野に捜査を始め、部内での注意喚起や指導について監督らの過失の有無を調べている。
事故は昨年11月5日午前10時半ごろ、同校グラウンドに隣接する新大徳川(水深約2・5メートル)で発生。男子生徒は、練習試合中に外野ネット(高さ約8メートル)を越えて川に落ちたホームランボールを拾おうとした際、誤って川に転落。2日後に搬送先の病院で死亡した。
松平さんは取材に、告訴した理由について「このままでは事故が風化してしまいそうだと感じた。息子は先輩たちをまねてボールを拾っただけ。指導者には、部員を指導監督し安全を守る責任があることを第三者に判断してほしい」と話した。
同高の山越善耀校長は12日、「告訴については詳細を把握していないためコメントできない」とし、事故については「以前から無理にボールを拾わないように指導していたが、事故が起こった以上、徹底されていない部分もあったと思う」と話した。
毎日新聞2018年9月13日09時35分
https://news.infoseek.co.jp/article/mainichi_20180913k0000e040229000c/?ptadid=
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大阪桐蔭根尾、藤原よりも評価が高い投手がいた
「ワンバンするぐらいのボールがストライクになった」
まるで漫画の中のセリフのような感想をもらしたのは、2三振を喫した鹿児島実業の5番・岩下丈だ。
今大会、ナンバー1の呼び声が高い本格派右腕がついにベールを脱いだ。金足農業の吉田輝星だ。鹿児島実業は試合前から
吉田の球質を相当、警戒していた。
鹿児島大会で打率.524と当たっていた4番の「西郷どん」こと西竜我はこう話していたものだ。
「今まで対戦したピッチャーの中でいちばん速いのは146キロくらい。球速だけでいったら、そんなに変わらないんですけど、
吉田君は今までのピッチャーとはボールの伸びが違うな、という気がします」
西が話す「いちばん速い」ピッチャーとは、ゴールデンウィークに対戦した宮崎学園の源隆馬である。プロ注目の本格派右腕で、
九州ナンバー1とも評されている投手だ。鹿児島実業・宮下正一監督の話だ。
「源君に3安打完封ぐらいで抑え込まれて。でも、そこからうちのバッターも変わったんですよ。これくらいのピッチャーを打てないと
甲子園では勝てないんだと。そのあと140キロくらい投げるピッチャーと対戦したら、遅く感じましたから」
西は吉田対策としてこんなことを考えていた。
「実際に打席の中でボールを見て、バットを短くするなどして対応していきたい」
西はこれまでバットを短く持ったことがないという。そのプライドを捨てる覚悟をすでにしていた。
実際に西は第1打席、追い込まれた後に指1本分、短くもった。それでも144キロの真っすぐに空振り三振している。
「ストライクだと思ってもぜんぜん高めだったりした。映像で見るよりも伸びがありましたね。ランナーが出たらいきなり速くなったりして。
源君よりも吉田君の真っすぐの方がすごかった」
源のボールを体感し、一段階グレードアップした各打者の目にも、吉田の球質は別格に映ったようだ。
ほとんどの打者が西のように途中からバットのグリップを余して持ったが、効果らしい効果は現れなかった。
途中出場した捕手の益満雄仁は、7回表、2アウト一、二塁で、「ぜんぜん高め」のボール球に手を出し空振り三振を喫した。
「ベンチで見ているときは、何で手が出ちゃうんだろうと思っていたんです。でも、打席ではストライクに見えました。あんなに伸びてくる
球は初めてですね」
鹿実の選手たちが感嘆していたのはボールだけではない。吉田のマウンド上での態度だ。3番・中島翔は振り返る。
「風格がありました。何度も甲子園に出ている投手みたいでしたね。余裕があって、どっしりしていた。自分のボールを信じている
感じがありました」
また前出の岩下も、こう完全に敗北を認めた。
「身長はそんなに大きくないんですけど、オーラがあって、そのオーラに負けました」
近年は、たとえ150キロを超えるストレートを投げる投手が現れても、実際に対戦した打者に聞くと「それほどではなかった」と、拍子抜けするような
コメントを聞くことの方が圧倒的に多かった。
速いと言われる投手と対戦し、こんなに素直に驚く選手を久々に見た。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180808-00831550-number-base
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180808-00831550-number-base&p=2
かなりいいみたい
先輩松井秀喜に恥をかかせるなよ
5日に開幕する第100回全国高校野球選手権記念大会(甲子園)の組み合わせ抽選会が2日、大阪市内で開かれ、星稜(石川)が開幕戦を引き当てた。皇太子さまをお迎えして開催される開会式後の始球式には、星稜出身で、巨人や大リーグのヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(44)が登場する。松井氏が投げて星稜の1番打者が打席に入る。あるいは松井氏が投げて星稜の捕手がボールを受ける。節目にふさわしい幕開けとなる。
星稜・林和成監督(43)は“吉報”の瞬間、右拳を握った。「ちょっと震えが止まりませんでした。記念大会の開幕戦で、しかも松井先輩が始球式をされる。この上ない喜び。頭の中、真っ白です」と興奮気味に話した。史上最多の56校の中で抽選順は49番目。34番目の藤蔭が先に開幕カードを引き当てていた。「たくさんの方から(開幕戦を引き当ててと)言われていた」と明かした竹谷理央主将(3年)は重圧から解放され? 「右手で一番右端を引くことを決めていました。運に恵まれている」とホッとしていた。
忘れられない開幕戦となるに違いない。1学年上の松井氏と92年センバツで三遊間を組んだ林監督は「勝利は当然だが、星稜の伝統を継承している姿を見せたい」と意気込んだ。石川大会決勝で4本塁打を放った竹谷は「松井さんという大先輩の前で試合ができる。勝ちにこだわりたい」。石川大会で5発の南保良太郎内野手(3年)は「松井さんの始球式の後でうれしい」。松井氏と同じ小中学校、野球クラブ出身でU15日本代表だった寺西成騎投手(1年)は「松井さんの見ているところで投げたい」と気合をみなぎらせた。
「ますます負けられなくなりました」と決意を新たにした林監督だが「松井さんが投げるとなると先攻、後攻が影響する。どっちを選択するか迷う。普通にいけば後攻だけど」と苦笑いした。石川大会は全5試合中、4試合で後攻だった。「ジャンケンに強い」と話す竹谷主将の勝敗次第では松井氏との“対戦”が実現するかもしれない。
石川大会決勝では7本塁打22得点をたたき出し、守っては5試合で失点0。歴史的な圧勝で勝ち進んだ。センバツの8強を上回る初の全国制覇も見据えている星稜が、熱い夏のオープニングにレジェンドの松井氏と“一緒に”臨む。【鶴屋健太】
星稜元監督で現名誉監督の山下智茂さん(73)のコメント 開幕戦を引けと言っていた。運にすごく恵まれている。
◆松井氏が甲子園に出場した92年センバツでも星稜は開幕戦に登場している。そのとき、松井氏は3回と5回に3ランを放つなど2アーチで4打数4安打7打点。試合は星稜が9-3で宮古(岩手)に勝利した。
◆攻守決定 先攻後攻は審判委員立ち会いの上、両校主将のじゃんけんで決まる。第1試合は開始予定時刻1時間前、第2試合以降は前試合の5回終了後に行われる。
(出典 amd.c.yimg.jp)
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201808030000041.html
開幕戦はすごいプレッシャーだろうな
石川大会で大波乱 選抜8強の日本航空石川が初戦敗退
■昨夏も甲子園出場を果たしていたが、まさかの2回戦敗退
第100回全国高等学校野球選手権の石川大会で、今春の選抜ベスト8の日本航空石川が、初戦敗退する波乱が起きた。
今春の県大会でも準優勝していた日本航空石川は2回戦で金沢市工と対戦。3回までに2点のリードを奪ったが、6回に同点に追いつかれると、7回に勝ち越された。8回に一度は追いついたものの、その裏に再び2点を勝ち越されると、9回の反撃も及ばずに3-5で敗れた。
昨夏も石川大会を制して甲子園に出場していた日本航空石川。3季連続の甲子園出場を目指したが、まさかの初戦敗退となった。
7/15(日) 16:09配信 Full-Count
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180715-00155139-fullcount-base