第100回全国高校野球選手権記念大会(朝日新聞社・日本高校野球連盟主催、毎日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)第13日は17日、総入場者数が84万1千人となった。80万人の大台到達は2008年の第90回記念大会から過去最長の11年連続。1990年の第72回大会で記録した最多92万9千人を上回るペースだ。
今大会は皇太子ご夫妻が出席し、星稜(石川)OBで元大リーガーの松井秀喜さん(44)が始球式を務めた5日に6万4千人を集めて開幕。近畿勢が4試合中3試合に登場した第7日の11日に、一日としては今大会最多の8万人を記録した。好天に恵まれた17日は6万5千人が詰めかけた。
18日の準々決勝にも近畿勢3校が進出。第1試合は大阪桐蔭(北大阪)と浦和学院(南埼玉)の実力校同士が顔を合わせる。第2試合は地元の報徳学園(東兵庫)が済美(愛媛)とぶつかる。第3試合は日大三(西東京)と下関国際(山口)が、第4試合は好右腕・吉田を擁する金足農(秋田)が近江(滋賀)と戦う。
大会は19日の休養日を挟み20日に準決勝があり、21日午後2時開始予定の決勝で、平成最後の夏の王者が決まる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180817-00000097-asahi-spo
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第100回全国高校野球選手権記念大会の始球式は甲子園レジェンド祭り
8月5日に開幕する第100回全国高校野球選手権記念大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)で、夏の甲子園で活躍した元球児による「甲子園レジェンド始球式」を試合のある全日程で行う。6日、主催者が発表した。
開幕日は、高校最後の夏は「5打席連続敬遠」で敗れたが、プロ入り後、日米で計507本塁打を放った松井秀喜さん(石川・星稜)が務める。2度の全国制覇を経験した桑田真澄さん(大阪・PL学園)、大リーガーとしても活躍した佐々木主浩さん(宮城・東北)もマウンドに上がる。
レジェンドは様々な年代で活躍した18人。100回の節目で、大会の歴史を振り返り、次の100年につながるメッセージを始球式に込める。「ドリームシート」に招待された小中学生とともにマウンドに上がる。
日々の始球式は第1試合の試合前。準決勝が予定されている20日は第1、2試合で行い、21日の決勝では同時に2人がマウンドに並び立つ予定だ。
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松井秀喜さんが、メッセージを寄せた。
《松井さんからのメッセージ》
選手権大会が100回を迎える今大会、開会式の始球式を務めさせて頂くことになりました。心より光栄に思います。
高校野球の長い歴史の中、伝説的な活躍をされた諸先輩方や後輩たちに、私よりふさわしい方がおられるのではと感じております。
ただ、引き受けさせて頂いた以上、私の少年時代のあこがれでありました高校野球と甲子園球場への感謝の気持ちを込めて、一生懸命やらせて頂きます。
次の101回大会、そして200回へ。高校球児の目標である夏の甲子園がいつまでも続くことを祈り、1球を投じたいと思います。
7/6(金) 17:01配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180706-00000097-asahi-spo
5日 松井秀喜(星稜)
6日 石井毅(箕島)
7日 定岡正二(鹿児島実)
8日 牛島和彦(浪商)
9日 平松政次(岡山東商)
10日 谷繁元信(江の川)
11日 水野雄仁(池田)
12日 本間篤史(駒大苫小牧)
13日 坂本佳一(東邦)
14日 中西清起(高知商)
15日 安仁屋宗八(沖縄)
16日 板東英二(徳島商)
17日 金村義明(報徳学園)
18日 中西太(高松一)
20日 第1試合 桑田真澄(PL学園) 第2試合佐々木主浩(東北)
21日 太田幸司(三沢)井上明(松山商)
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201807060000554.html
第100回夏の甲子園の優勝旗が遂に完成 総工費はなんと1000万超え
6/27(水) 13:18配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180627-00000099-sph-base
(出典 amd.c.yimg.jp)
3代目「深紅の大優勝旗」を披露する平岡旗製造の平岡成介専務取締役(左)
第100回全国高校野球選手権記念大会(8月5日開幕・甲子園)に合わせて新調された3代目「深紅の大優勝旗」の披露会が27日、兵庫・西宮市の甲子園球場で行われた。
デザインは初代、2代目と同じで制作費用は約1200万円。昨年4月から1年2か月をかけて制作された。大きさは縦120センチ、横150センチ(旗房部分を含む)で、重さは4・5キロ(ポール部分を含めると10キロ)。第1回大会に制作された初代の優勝旗は、歴代優勝校を巡るうちに生地の傷みが激しくなったため、1958年の第40回記念大会で2代目が新調された。
制作した平岡旗製造(京都市)の平岡成介・専務取締役は「私も高校野球をやっていたので、大優勝旗には、ひとかたならぬ思いを持って制作にあたってきました。日本で今、考え得る最高の方法で作らせていただきました。2代目は60年でしたけど、70年、100年もつぐらい丈夫に作り上げたつもりです」と、出来栄えに胸を張った。
西陣織で、最高級の技法「つづれ織り」を採用。深紅に染めた正絹の糸と金糸が使われ、「優勝」の文字やハトと月桂樹(げっけいじゅ)の絵柄が手作業で織り上げられた。下にはラテン語で「勝者に栄光あれ」という意味の「VICTORIBUS PALMAE」の文字が入っている。
長方形の生地の右半分に表面、左半分に裏面を織り込み、その生地を真ん中で織って縫い合わせ、周囲に旗房(はたふさ)を縫いつけている。最後に旗竿に取り付けるための「ハトメ」と呼ばれる穴を開け、金箔(きんぱく)を張った革を補強具として取り付けた。