◆広島8―6巨人(27日・マツダスタジアム)
巨人が、前夜と同じような苦しい戦いで3連敗となり、3位に後退した。先発・田口が初回いきなり4安打を浴び4失点。3回、マギーの7号3ランで
1点差に迫るもその裏、鈴木に11号ソロを被弾するなど、4回8安打5失点で5敗目を喫した。前日と同じく、2番手・谷岡、続く田原も失点し、
これでマツダスタジアムでは昨年8月から8連敗。首位・広島とのゲーム差は今季最大の7・5に広がった。陽岱鋼のソロやマギーの4打点で2点差まで
迫ったのが、せめてもの救いだった。
同じミスを繰り返す女房役に対し、さすがに由伸監督も耐えきれなかった。4点を追う3回先頭。1打席目を迎える小林に、代打・大城を告げた。
攻撃に転じるための策と言えば聞こえはいいが、先発投手をリードしきれていないのも事実。2戦連続して初回4失点では、野手の士気も下がってしまう。
指揮官は交代理由について「守備? それもあるし、追い上げないといけないので」と強くは責めなかったが、バッテリーコーチも兼任する
村田ヘッドは厳しかった。「交代? しょうがないちゃうんか。初回に4点も取られて。ピッチャーだけの責任やない」
26日の初戦は3四死球から松山に満塁弾を浴びた。制球面を課題にするルーキー・鍬原を立ち直らせることができず、4回に代打を出された。
この日も、4安打1四球で4失点。広島の上位打線に対し、歩かせて、打たれて…の繰り返しだ。小林は「2試合連続でこういう形になっているので、
自分の力不足です。田口だけ(の責任)じゃない」と背負い込んだ。
もちろん、前夜の4失点とは訳が違う。由伸監督が軸として送り出す田口だからこそ、情けなさは増す。3回にマギーの3ランで一時は1点差まで
追い上げながら直後、鈴木に被弾。流れを戻しかけて失う悪循環で、村田ヘッドも「調整なにしてたんやって話。バッテリーコーチとして監督に申し訳ない」
と、小林に続いて一蹴した。たとえ、小林に配球面の課題があったとしても、田口ならば首を振るなり、バッテリー間で“会話”ができるレベルにあるはずだ。
その左腕は試合後、険しい表情で反省の弁を並べた。「情けない。そのひと言に尽きます。実力不足。恥ずかしい。こういう負け方は
二度としたくない。今日は自分自身にも腹立たしい内容だった」。これで自身4連敗。交流戦明けのリーグ戦再開後、2カード目の2戦目に起用されている
時点で、首脳陣の信頼は薄くなっている。この逆境を乗り越えない限り、チーム全体の兆しも見えてこない。
昨年7勝18敗のカープに今年も2勝7敗と差をつけられている。2戦とも攻撃陣は反撃しているだけに、バッテリー次第で流れは変わる。
28日は中5日で菅野が先発する。立て直してくれるはずだ。(水井 基博)
スポーツ報知
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180628-00000000-sph-base
タグ:連敗
スタンドから容赦ないヤジ 熱烈なファンは時に優しく時に厳しい
阪神は24日の広島戦(甲子園)に6―11と大敗し、今季ワーストの5連敗。借金は最多更新の6に膨れ上がり、2年ぶりの単独最下位に転落した。
打線は1―6の6回に代打・原口の2点適時打、7回には代打・中谷の適時打などで同点に追いつく粘りを見せたが、9回、一軍復帰後初登板となった守護神
ドリスが「情けない投球をしてしまった」と、広島・鈴木に満塁弾を浴びるなど5失点で試合をぶち壊した。
これで首位・広島とのゲーム差は今季最大の7・5。スタンドからは「恥ずかしい試合をやるな!」など怒りの声が噴出した。
金本監督は8回一死満塁の絶好機に福留ら主軸で得点できなかったことに「結果的には、そう(敗戦)なったのかもわからん」と力なく話した。
東スポWEB
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180624-00000006-tospoweb-base
【野球】交流戦 Bs3-2G[6/3] マレ先制弾!逆転許すも7回小田同点打に8回ロメロ決勝打!オリ接戦制す 巨人継投奏功せず打線は10残塁
巨人 0 0 1 0 1 0 0 0 0 2
オリックス. 0 1 0 0 0 0 1 1 x 3
バッテリー
オリックス.:田嶋、吉田一、山本、増井- 若月、山崎勝
巨人 :内海、谷岡、澤村、マシソン- 小林、河野
本塁打
巨人 :
オリックス.:マレーロ 2回裏 9号ソロ
試合結果:スポーツ報知/yahoo野球
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/results/20180603-01.html
https://baseball.yahoo.co.jp/live/npb/game/2018060305/score
【野球】交流戦 E2-3S[6/3] 4回雄平逆転打!同点8回野選で決勝点・投手粘ってヤクルト5連勝 11安打も10残塁で2点のみ楽天5連敗
ヤクルト. 0 0 0 2 0 0 0 1 0 3
楽天 0 0 1 0 0 1 0 0 0 2
バッテリー
楽天 :美馬、宋家豪、松井、ハーマン- 嶋
ヤクルト. :小川、中尾、近藤- 中村
本塁打
ヤクルト. :
楽天 :
試合結果:スポーツ報知/yahoo野球
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/results/20180603-03.html
https://baseball.yahoo.co.jp/live/npb/game/2018060302/score
高橋由伸監督レフトゴロに「言いたいことあるけど…」
<阪神9-1巨人>◇27日◇甲子園
巨人が珍しいプレーで黒星を喫した。
8点を追う9回1死満塁。6番長野が放った打球は高々と左翼へ上がった。阪神の左翼手中谷が打球を1度はグラブへ収めたが、握り替える動作の中で
こぼした。タッチアップ姿勢に入っていた三塁走者岡本は本塁へスタート。二塁走者マギー、一塁走者亀井は左翼手が完全捕球したと判断し、塁上に残った。
左翼手中谷はこぼしたボールを三塁へ送球。三塁手はベースを踏み、二塁へ送球。二塁手もベースを踏んだ。
三塁塁審は完全捕球を認めず、ノーキャッチの判定を下した。結果的に一、二塁走者がフォースアウトとなり「レフトゴロ併殺」が完成。三塁走者の生還は
認められず、そのまま試合は終了した。
高橋監督は審判に説明を求めたが、リクエスト対象外のプレーのため、検証は行われなかった。
高橋監督は試合後「結果がそうでしょう。言いたいことはあるけど、ここで言っても行き違いがあるとね、嫌なので」と話した。三塁コーチを務めていた
大西外野守備走塁コーチは「捕球後に(ボールを)握る時に落としたように見えたから走者は責められない。ずっと審判ばかりを見ているわけにもいかない」と
選手を擁護した。
日刊スポーツ
https://www.nikkansports.com/m/baseball/news/201805270000728_m.html?mode=all
(出典 www.nikkansports.com)