プロ野球実況中継】
2位から6位までが大混戦のセ・リーグ。ひとつのポイントはリリーフ投手陣でしょうか。
今年は山崎康晃が盤石の横浜DeNA、途中から石山が安定したヤクルトを除いて、どの球団も苦労していますから。マシソンが離脱した巨人は最たるものでしょう。
そんな中で最近改めて輝きを放っているのが、阪神の藤川球児投手(38)。圧巻だったのは7月29日のヤクルト戦の2イニング投球です。
ニッポン放送ショウアップナイターはこの試合を中継していたのですが、放送席では2イニング目に入る前にこんなやりとりがありました。
実況担当・洗川アナ「さぁ、同点で迎える8回、藤川のあとは能見でしょうか」
阪神リポーター「洗川さん、藤川がキャッチボールしてますよ」
洗川「おーっ、なんと藤川がもう1イニング行くんですね!」
解説・谷繁元信さん「それだけ藤川がいいってことでしょう」
放送席をがくぜんとさせた続投。藤川投手は2イニング目もゼロに抑え、今季最多の33球でチームに勝利を呼び込みました。
ところで実はすごいのに、意外と注目されていないのが、藤川投手のセーブ数。今季の1セーブを含め日米通算226セーブ(7月31日現在)。
名球会入りまであと「24」。普通にストッパーをやれば、1年で十分達成できる数字です。
いまの藤川投手のストレートの力を持ってすれば、守護神も務まると思うのですが…。
クローザーにはドリスを擁している阪神ですが、もし調子が落ちることがあればひょっとして?
大記録へのカウントダウン再始動とチームの浮上がリンクすれば、関西圏はおおいに盛り上がりますよね。
■松本秀夫(まつもと・ひでお) 1961年7月22日生まれ、東京都出身。早大卒、85年ニッポン放送入社。
スポーツ部アナウンサーとして「ショウアップナイター」の実況などを担当。
2005年ロッテ優勝決定の試合での号泣実況のほか、数々の名言がある。17年4月よりフリー。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000021-ykf-spo
8/2(木) 16:56配信
http://npb.jp/bis/players/71073888.html
成績
(出典 Youtube)
阪神タイガース 藤川球児 登場曲 リンドバーグ
(出典 Youtube)
藤川球児 復帰後初抑え
あと24セーブ