(出典 www.jiji.com)



1 鉄チーズ烏 ★ :2018/08/18(土) 07:16:40.64 ID:CAP_USER9.net

 夏の甲子園の100回記念大会は、いよいよ佳境を迎えている。大会前から“大本命”と目されたのが史上初となる2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭だったが、100回の歴史のなかで“大阪の覇者”として君臨したのはPL学園だった。春と夏の甲子園にあわせて37回出場し、歴代3位となる通算96勝を記録。卒業後にプロに進んだOBも、桑田真澄、清原和博、立浪和義、宮本慎也、福留孝介、今江敏晃、前田健太ら総勢81人を数え、球史に名を残す大投手、大打者も多い。そのPL学園が活動休止に追い込まれてから、2年が経とうとしているが、復活を願う声は根強くある。そんななか、『永遠のPL学園 六〇年目のゲームセット』著者の柳川悠二氏(ノンフィクションライター)が、最新動向をキャッチした。

(中略)

◆幹部から発せられた絶望的な言葉

 硬式野球部が活動を停止して2年が経過したが、いまだに「復活」を願っている高校野球ファンは少なくない。復活の可能性はあるのだろうか。

「私は硬式野球部が創部される以前から学園におります。硬式野球部のプロセスを見ていくと、いつしか学園生活の中で、野球だけ(の生活)になってしまった。つまり(『PLの野球は世界平和に通ず』という2代教祖の)教えから遠ざかってしまった。硬式野球部の復活はない。ないでしょう」

 復活はない──硬式野球部の廃部を一方的に決めたのは2代教祖・御木貴日止やその妻たちである。彼らを支える教団幹部が、復活の可能性すら否定するようなことは、これまで一度もなかったことだ。

 しかし、硬式野球部のOB会は、元プロ野球選手を含め1000名に達した野球部OBから、存続に向けた嘆願書を集め、校長宛に提出してきた。この嘆願書は、決定権を持つ3代教祖らに届いているのだろうか。

「いえ、お渡ししておりません。私だけの判断で物事は決められませんが、総合的に(渡す必要がないと)判断しております」

 復活を願う高校野球ファンや、復活に向けた活動を行ってきたOB会からしたら、絶望的な気分に陥る教団幹部の発言だろう。

 硬式野球部の復活の芽は完全に絶たれ、そして軟式野球部まで消滅の危機にある。いずれPL野球の名残は跡形もなく消え、そして人々の心から忘れ去られてしまうのだろうか。

 この夏の甲子園の大会9日目の第2試合に登場した佐久長聖は、高岡商(富山)に4対5と惜敗した。またしばらく、甲子園で「ウィニング」は聞けそうにない。

(全文はソースでご確認下さい)

8/18(土) 7:00配信 NEWS ポストセブン
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180818-00000008-pseven-spo

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