<全国高校野球選手権:大阪桐蔭13-2金足農>◇21日◇決勝
大阪桐蔭の西谷浩一監督(48)が甲子園春夏通算7度目の優勝を飾り、PL学園・中村順司監督の6度を抜き、単独トップとなった。
PL学園の存在が指導の原点だった。高校野球界の名門を倒さなければ、甲子園にはたどり着けない。「あと1球ストライクが入れば勝てるというところで、右打ちされて、気付けば、PLの校歌が流れているという試合が何回もあった。強さにしぶとさがあった。どうやったら、勝てるのだろう」。悩んだ日々があった。
名将・中村監督との思い出がある。97年夏の大阪大会。準々決勝で大阪桐蔭はPL学園をサヨナラで下した。その試合直後、記者から「中村監督が呼んでいる」と声をかけられた。当時、西谷監督はコーチだった。敵将の言葉は思いも寄らなかった。「寮に帰って、選手(の気)を締めないといけない。浮ついた気持ちでいけば、絶対に負ける。これは監督ではなく、コーチがやらないといけないよ」。引き締めたつもりだったが、準決勝で履正社に敗れた。
西谷監督は今でも思う。「試合に負けた後に、相手チームのコーチにそんなことを言えるかな、と。僕が逆の立場なら、絶対に言えない。負けて悔しいと思うところを」。監督に就任した後も「いいチームを作ったな」と折に触れて、中村監督に声をかけられた。「同じ学校の先輩のようなまなざしで言ってくれる。尊敬している監督の1人です」という。PL学園の野球部は休部となり、大阪桐蔭は史上初めて2度目の春夏連覇を成し遂げた。「(PL学園が)余計に神聖化されている。いつか追いつき、追い越したい気持ちがどこかにある」。今は見られない名門のユニホームを、まだ追いかけていた。
8/21(火) 18:20
日刊スポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180821-00306066-nksports-base
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甲子園ベストゲームランキング! 1位は納得の…
全国高校野球選手権大会が第100回を迎えたことを記念し、夏の甲子園でみなさんの心に残る試合を投票で選んだ「甲子園ベストゲームファイナル」。
総投票数は41万2513票でした。
昨年実施した「甲子園ベストゲーム47」で各都道府県の1位に選ばれた試合に99回大会の2試合を加えた中から
「究極のベストゲーム」に輝いたのは、4万2559票を集めた1998年の第80回記念大会準々決勝、横浜(東神奈川)―PL学園(南大阪)。
延長十七回の熱闘でした。
「平成の怪物」松坂大輔投手は、今もプロ野球中日で活躍しています。松坂投手は投票結果について、
「多くの人に強く記憶されているのは戦った選手としてはうれしいですね。自分の野球人生でも記憶に残る試合です」と喜んでいました。
2位は4万2380票を集めた2009年の第91回大会決勝、日本文理(新潟)―中京大中京(愛知)。
日本文理が九回2死から猛追した試合でした。
3位は4万1733票を集めた第88回大会決勝、早稲田実(西東京)―駒大苫小牧(南北海道)。
斎藤佑樹と田中将大が延長十五回を投げ合った試合でした。
投票 甲子園ベストゲームファイナル結果
1位 横浜9―7PL学園(1998年)42559票
延長十七回の名勝負。横浜はエース松坂が序盤に失点するも、全員野球で追いつき、最後は常盤の2ランで好敵手を振り切る。
2位 日本文理9―10中京大中京(2009年)42380票
日本文理は九回2死走者なしから見事な猛追で5点を挙げ、1点差まで迫った。最後のアウトも強烈な三直だった。
3位 駒大苫小牧1―1早稲田実(2006年)41733票
互いに八回の1点ずつ。早稲田実・斎藤は完投、三回途中から救援の駒大苫小牧・田中も力投。決勝再試合は早実が勝利。
https://www.asahi.com/articles/ASL8M51Z5L8MUEHF005.html
PL学園出身のプロ野球選手の心境は?
巨人は18日からDeNA3連戦(東京ドーム)。15日に今季初の4番に入ったばかりの筒香嘉智外野手を迎え撃つ。筒香といえば、出身は強豪・横浜高校。DeNAには今季、6人もの横浜高校出身選手がいる。
その横浜高校出身者は、今季在籍するプロ野球選手(3月7日時点での支配下登録選手)の中で最多の18人。DeNAには筒香をはじめ、嶺井博希捕手、石川雄洋内野手、乙坂智外野手…とチームのかなめがズラリ。そして、今季はなんといっても中日・松坂大輔との“横浜高校対決”が実現した。4月30日の中日―DeNA戦(ナゴヤドーム)は1打数無安打2四球。今後の対戦も楽しみなOB対決となる。
2位は大阪桐蔭の17人。西岡剛内野手ら4人を擁する阪神が最多だが、17人のうち日本ハム・中田翔内野手をはじめとする11人がパ・リーグだ。3位は阪神・金本知憲監督の母校である広陵。16人中、巨人には小林誠司捕手、吉川光夫、西村健太朗両投手が在籍しており、幅広い年代の選手を輩出していることから伝統校ぶりをうかがわせる。4位の東海大相模は15人で、こちらは巨人のエース・菅野智之投手、そして田中俊太内野手と大城卓三捕手という期待のルーキー2人が出身だ
10人以上を輩出している高校はこの上位4校のみ。5位・仙台育英以下の153校までは2人以上を輩出しているが、現役は1人だけという高校が391校も。近年は有望選手が分散する傾向が強いのかもしれない。
かつての選手輩出数1位といえば、両リーグ合計で常時20選手が在籍していたPL学園。91~07年には17年連続でドラフト指名選手を輩出した名門校。今季は阪神・福留孝介外野手、西武・松井稼頭央外野手兼テクニカルコーチら6人が現役だが、コーチ陣では兼任の松井稼を除いても10人在籍しており、球界では圧倒的な存在といえる。巨人では吉村禎章打撃総合コーチがPL出身。ベンチの内外のOB対決に思いを馳せるのも一興だろう。中継時に表示される選手の出身校スーパーにも注目だ!
http://news.livedoor.com/lite/article_detail/15140138/
(出典 image.news.livedoor.com)
あの名門高校廃部から早2年 OB達が率直な気持ちを激白
全国屈指の激戦区といわれた大阪では、1960年代から1980年代にかけて、私学七強がその覇を競い合う戦国時代があった。
興国、明星、浪商(現・大体大浪商)、近大附属、北陽(現・関大北陽)、大鉄(現・阪南大高)。そして、全国制覇7度を誇るPL学園──。
かつて甲子園を沸かせたいずれの私立も、甲子園から遠のいて久しい(2008年夏の近大附が最後)。没落した七強の象徴が、2年前に野球部が消滅してしまったPL学園だろう。
「僕らの時代は甲子園を勝ち抜くことよりも、大阪を勝ち上がることの方が難しかった」
そう語るのは、中日ドラゴンズで活躍した立浪和義だ。1978年に“逆転のPL”で初めて夏の全国制覇を果たし、2学年上にあたるKK(桑田真澄、清原和博)が甲子園に連続出場していた当時、PLは黄金期を迎えていた。一度は大商大堺への進学を決めていた立浪は、高校受験の土壇場で、どこより生存競争の厳しいPLに進路を変更した。
「当時、PLには選ばれた選手しか入れなかった。そのPLに声をかけてもらったのだから、行くしかないな、と。僕らは桑田さん、清原さんらのチームと比較されていましたから、負けられないというプレッシャーは常にありました」
立浪が主将となった1987年、PL学園は春夏連覇を達成する。野村弘(弘樹に改名)や橋本清ら、3人の投手を惜しみなく投入し、圧倒的な戦力で日本一を達成した。複数投手制を敷いた戦いぶりは、現代野球の先駆けといえる。
その後、KKや立浪、福留孝介らがプロで活躍する一方、PL学園の母体であるPL教団は、野球部の後ろ盾でもあった2代教祖・御木徳近(1982年逝去)という求心力を失い、それに伴う信者の減少によって、野球部への支援は以前より減ってしまう。
2000年代に入ると、度重なる不祥事の発覚によって、PL野球の背景にある理不尽な先輩・後輩の関係、暴力体質が明るみに出て、信頼は失墜した。全国の球児のPLに対する憧れが、1990年代以降に台頭してきた大阪桐蔭や履正社に移っていく。
>>2に続く
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180731-00000002-pseven-spo&p=2
あのユニフォーム懐かしいな
清原和博氏の告白本が発売 高校時代から覚せい剤事件までを告白
覚せい剤取締法違反で逮捕、起訴され、有罪判決を受けて現在、執行猶予中の元プロ野球選手・清原和博氏(50)の告白本が27日に文藝春秋から
発売される。“怪物”と呼ばれたPL学園での高校野球時代から、薬物で逮捕され依存から抜け出すことなど、「栄光と転落、挫折と屈辱の反省の記録」
としている。
本のタイトルは「清原和博 告白」。表紙写真で清原氏は金属バットを握っている。帯には「このバットを握った瞬間、身震いしました。32年前の
あの甲子園で人生が変わりました」などとしている。
2016年に、清原氏のかつての甲子園のライバルたちの思いを取材した「清原和博への告白 甲子園13本塁打の真実」(鈴木忠平)が同社から
発売されて話題を呼んだ。同社が発行する雑誌「Number」の電子版では昨年6月29日の投稿として、「清原和博 告白」の取材での一コマを掲載。
清原氏が「これからどうやって生きていけばいいのか、不安にもなります。一日、一日を生きていくことを考えるしかない」と将来に不安を抱えた言葉を
紹介している。
清原氏は2016年2月3日に覚せい剤取締法違反(所持)で現行犯逮捕された。同年5月31日に東京地裁は懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を
言い渡し、確定した。
デイリースポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180717-00000094-dal-base